PRAM(NVRAM)クリアを実行したり、内蔵ボタン電池の消耗によって基盤の設定がリセットされ、再び「白画面フリーズ(起動ループ)」に戻ってしまった場合の復旧手順です。OSの再インストールは不要で、基盤命令の再書き込みのみで復活します。
📌 事前準備(サバイバルキットの用意)
- 修復時に作成した「High SierraインストーラーUSBメモリ」
- 別の正常に動くMac(USBメモリの設定を書き換える用)
- USBメモリに「シングルユーザーモード」のフラグを仕込む
別の正常なMacにUSBメモリを挿し、ターミナルから設定ファイル(plist)を開いて、強制的に黒画面で起動する仕様に戻します。
sudo nano /Volumes/Install¥ macOS¥ High¥ Sierra/Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plistエディタが開いたら、一番下にある
<string>の末尾に、半角スペースを空けて-sを追記して保存(Control + O ➔ Enter ➔ Control + X)します。 - Mac miniをシングルユーザーモードで起動する
1. 仕込みを終えたUSBメモリを、電源の切れたMac miniに挿します。
2. キーボードの Option(⌥)キーを押しっぱなしにしながら電源を入れます。
3. 画面にアイコンが出たら「Install macOS High Sierra」を選択して Enter を押します。
4. 黒い画面に白い文字が流れ始め、一番下が-sh-3.2#(root)で止まるまで待ちます。 - NVRAMにiGPU固定化の命令を再書き込みする
文字入力ができる状態になったら、以下のコマンドを正確に入力して Enter を押します(※すべて繋がっています。スペースや記号の間違いに注意)。
nvram fa4ce28d-b62f-4c99-9cc3-6815686e30f9:gpu-power-prefs=%01%00%00%00⚠️ 注意:内蔵SSD内のドライバ(kext)はすでに隔離済みのため、今回はこのコマンドを1発打つだけで完了です。
- 電源を落としてUSBを抜き、通常起動する
1. コマンド実行後、Mac miniの電源ボタンを5秒以上長押しして完全に電源を切ります。
2. 挿してあるUSBメモリを本体から物理的に抜きます。
3. 通常通り電源を入れます。
✨ 復活完了
基盤命令が復活し、内蔵SSD内にもRadeonドライバがない状態が維持されているため、白画面にならずに一発で通常のFinder(デスクトップ)画面が立ち上がります。
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