| 機種名 | 系統(サブシステム) | 採用CPU(詳細型番) | 備考 |
|---|---|---|---|
| エアバス A320 | 飛行制御(ELAC/SEC) | Intel 80186 / Motorola 68000 |
異なるメーカーのCPUを混在させ、設計上の欠陥による全停止を回避。 |
| ボーイング 777 | 主飛行計算機 (PFC) | AMD 29050 / Motorola 68040 / Intel 80486 |
3つのチャンネルに別々のCPUを採用。トリプル・リダンダンシー(3重冗長)の徹底例。 |
| ボーイング 737 MAX | 飛行制御計算機 (FCC) | Intel 80286 |
旧来の設計承認を維持するために採用を継続。NEC PC-9801VXで使用されている。 |
| F-35 ライトニング II | 統合コアプロセッサ (ICP) | PowerPC 7410 / 7448 (G4) |
Altivec演算ユニットをセンサーフュージョンに活用。TR-3改修で次世代へ移行中。 |
| F-22 ラプター | 統合プロセッサ (CIP) | Intel i960 → PowerPC 750 (G3) |
初期はi960。近代化改修によりPowerPC G3へアップグレード。 |
| 国際宇宙ステーション (ISS) | 指令・データ管理 (C&DH) | Intel 80386SX |
能力は低いものの放射線耐性が高く、実績豊富な386が制御の基幹を担う。これはPC9801NS,9801USと同じCPU |
| スペースシャトル | 汎用コンピュータ (GPC) | IBM AP-101 (386相当) |
初期の8086相当から386相当へ改修。5台の冗長構成で運用された。 |
| F-15E / F-16 | ミッションコンピュータ (MMC) | PowerPC 750FX / 7447A |
近代化改修パッケージにより、従来の軍用独自規格からPowerPCへ置換。 |
| マーズ・パスファインダー | 着陸機メインコンピュータ | Motorola 68040 |
当時「Macintosh Quadra 700 / 900と同じCPUが火星へ行った」と話題に。OSはVxWorksを採用。 |
| マーズ・グローバル・サーベイヤー | メインプロセッサ | Motorola 68020 |
10年近く火星軌道で稼働。実績と信頼性重視で68020を採用。Macintosh II と同じCPU |
| カッシーニ(土星探査機) | データ処理システム | Motorola 68040 |
土星探査の過酷な環境で運用。1750Aプロセッサ等と組み合わされた。 |
| Perseverance(火星探査機) | メインプロセッサ | BAE RAD750 (PowerPC 750) |
PowerPC 750を耐放射線強化したもの。現在の宇宙機における標準的なプロセッサ。 |
※PowerPC750系はPowerPC G3、PowerPC7400系はPowerPC G4のこと。
※PowerPC G3, G4は1997〜2005年のMacintosh, Macで使用されていたCPU。AIM連合が作ったチップです。
